妊娠中、私の場合は妊娠5ヶ月から2ヶ月間ほど、キツイつわり時期がありました。
あらゆる匂いに吐き気を催す状態。
香水の匂い、湯気の匂い、洗剤や芳香剤の匂い、お肉の焼ける匂い、これまで好きだったコーヒーの匂い…ありとあらゆる匂いにウッとなり、とても辛かった。
夫のご飯を作ることもままならず、また、なんとか作っても自分ではほとんど食べられず…な日々(。-_-。)
そんな食生活的に厳しい状況の中、いくつか食べられたものがありました。
一つはそうめん。冷たいそうめんです。
湯気の匂いにマスクをしながら(湯気って匂うんだなって、知ってたけど再確認した時期です)、三食分まとめてゆがき、部屋の隅で麺つゆをちょっとだけつけて、ちゅるちゅるとひたすらすすっていました。
(肌も髪もガサガサの三十路女性が部屋の隅でそうめんをすする姿が侘しい絵面だということは自覚していました。)
二つめはりんご。
これも二回分くらいの量の皮を剥いて、そうめんの後に食べられるときは食べたり、間食にしたり。
もっとバランスよく食事をしなければと思いつつも、つわりがひどくて。。。以上二つの食材で、私のつわり時期の栄養は賄われていました。
この状態は食欲があればもっと辛いのかもしれないけれど、周囲に蔓延する、ありとあらゆる匂いのおかげで、食欲もしっかり減退していたので、あまり辛さを感じる余裕(?)も無かったような気がします(◞‸◟)